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Channel: スポーツナビ+ タグ:3連敗
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福井を見殺しで3位後退

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広島 0-1 巨人まさかの首位攻防3連戦で3連敗。横浜が敗れ巨人にマジック22が点灯し、さらにカープは3位に後退。自力優勝の可能性も消えた。優勝争いの重圧なのか。今日もチャンスメイクするも、拙攻の連続で残塁の山を築くだけ。安打数は巨人を上回るも、あと一本が出ず、逆に巨人は昨日に続くような長野の当たり損ねのボテボテの内野ゴロで奪った一点が決勝点。転がせば何かが起きるのだが、カープはチャンスに三振、凡打の山で、ツキにも見放されてしまった。これが経験値の差といえばそれまで。しかし、8回の丸のセカンドライナーで菊池が二塁で帰塁できず憤死した場面が今日の全てだろう。点を取りたいという焦りが、一瞬の判断ミスを招き、それが致命傷となってしまった。その後のロサリオの二塁打を考えれば、菊池が刺されていなければと考えざるを得まい。昨年のクライマックス進出で、選手はひと回りもふた回りも成長し、そして優勝に挑むシーズンも佳境に来ての大一番。しかし、優勝争いから16年も遠ざかっていたチームで、しかも若い選手ばかりのカープは初めての優勝争い。重圧という見えない壁と戦い、敗れてしまった。好投の福井をも見殺し。福井は、恩師の死に捧げる気合いの投球だったが、それも報いられなかった。自力優勝が消え、マジック点灯の巨人の背中は遠のいた。厳しい現実だが、結果は受け入れねばなるまい。あとは、切り替えて明日からの戦いに挑むのみ。もう失うものは何もない。今シーズンやり切ったと、後悔を残さぬよう選手には、ここからの奮起を期待したい。まだシーズンは終わったわけじゃないのだから、明日から出直しだ。広島のためにも、がんばろうカープ。

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